宮古にて、2012/3

1空港

晴れ、いわて花巻空港。
昨夏に引き続き、震災後2度目の東北。

短い時間で
僕にできる事はなんだろう。

できる事はないのかもしれない。
少なくてもしっかり見る事はできる。
その場で感じたことをすればいい。

仕事の合間をぬっての弾丸訪問です。

2宮古着

自宅を出て、約8時間あまり。
飛行機、バスを2本乗り継いで宮古へ到着。

いつもの僕なら、鉄道でと言いたいところ。
でも、なんせ遠い。
12年前、大学の友人と初めて東北へ来た時は、
手前(といっても50キロほど南)の釜石までしか来れなかった。


少し緊張してきた。

3宮古商店街

1~3月の神戸阪急の閉店企画でウインドウに描いた”サクラ”の縁が繋がって。
2カ所描く予定の場所の1つ、宮古末広商店街。

海からずいぶん離れた、このあたりで1m近く津波が押し寄せたらしい。
多くの努力があって、一見かなり復興が進んでいる、ように。

4歯抜け

所々、取り壊されたままに。

5解体

解体。

6宮古

商店街の方の案内で、海側へ。
まだまだそのままの建物が数多く。

かつての魚市場。

7宮古3

1年経っても傷跡は大きい。

8雪

到着した翌日。
夜があけると、1面の雪景色。
3月の終わりとは言え、まだまだ春は遠い。
地元の人曰く、
「春になる前に必ず大雪が降るんだよ、これが降らなきゃ春は来ないよ」

9田老防潮堤

宮古市田老地区。
かつて、世界最大と言われた防潮堤に囲まれた、街。
昭和の三陸大津波の後、街の人たちによって作られた。

街があった方から望む。

10田老防潮堤3

街を取り囲むかのようにX字に防潮堤がある。
左側が街。
右側が海側、港。

どちらもなにもない。

11田老防潮堤よこ

13田老防潮堤上から

横から。

津波の痕跡。

12田老防潮堤崩れる

万里の長城と言われた壁は、
半分くらいなくなってる。
あらためて、ここに何があったのかを考えさせられる。

これが壊れるのか・・

14田老がれき

がれきと言われるものの山。
ひとまとめに言っていまうけど、この中には多くの方の生活を支えるものが、
あった。

15田老日の丸

ぽつんと残された水門。
そこに日の丸。

16田老墓標

港。
ここの復旧は難しいらしい。

墓標。

17田老仮設

高台にあった、かつてのリゾート施設は、市内最大の仮設住宅に。
左手には仮設の商店街。

18田老昭和の記録

昭和の記録。
1933年。
80年前、波はここまできた。

2011年。
波はこの標識が立つ場所をはるかに越えて街全体へ。

19浄土が浜

宮古にある名所、浄土ヶ浜。
白い石の浜に、三陸特有の浸食された海岸が続く。

その名の通り、浄土のよう。


海に向って、手を合わせた。

遠くに住んでる僕も、忘れてはいけない。


(続く)


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