「作品を展示すること③」について~同じサイズを並べて見せる編~」

企画詳細は↓
「作品を展示すること①」


「作品を展示すること~同じサイズを並べて見せる編~」

壁に絵を並べること、
さも当然な行為ですが、個々に物理的差異がないとなると話は変わってくる。
サイズが同じであることは大きさによるメリハリで展示する変化をつけにくい。
しかし同サイズが並列してるからこそ、
連続するイメージが増幅する可能性があるのではないか。


1/
3-2009 CASO中島麦nakajimamugi

個展「NAKAJIMA MUGI EXHIBITION " moment of color"」より

F30号(910×727mm)×30点
2009年
海岸通ギャラリーCASO/大阪

*広い会場内に同じサイズの作品を並列する試みの始まりの展覧会。
流れる車窓の風景をモチーフに、記憶の記録として絵を描いていた。
同じサイズのキャンバスは、鉄道の窓を想起させるのではないか...サイズ感的にもほぼそれと同じ。


2/
3-2011uchiuchi中島麦nakajimamugi

個展「悲しいほどお天気」より

「UCHI・UCHI」×36
2011年制作
8.5×10×3.5cm
アクリル絵具 キャンバス 変形パネル
Gallery OUT of PLACE(奈良)

*同展覧会のメインは、家型(絵馬型)のギャラリー壁面前面に壁画を描いたもの。
ただ壁に直接描くということは、その場でしか体験できない...
そんな中、持ち帰ることが出来る小さないイメージを小さな壁面に見立てて「UCHI・UCHI」(おうち、内側の意)が誕生。
折しも東日本大震災があった年であり、家や街の概念が揺らいだ時期と重なった。


3/
3-2012サクラ中島麦nakajimamugi

個展「僕は毎晩、2時間旅をする」より

「night wandering」
2012年制作
162×162cm 4点
アクリル絵具 キャンバス
サクラアートミュージアム/大阪

*約8mの吹き抜けに大きなサイズの絵を展示。(しかも壁が曲面!)
会場内のシンボリックな場所としての展示。
wandering…ワンダーフォーゲル、どんどん歩く、さまよいながら歩くの意。
この言葉が自身の制作スタイルを表しているのではないかと思いシリーズ化。
大学生時代、ワンダーフォーゲル部副部長。くるりの「ワンダーフォーゲル」も好き...笑


4/
3-2013TOKIO中島麦nakajimamugi

個展「星々の悲しみ~blue on blue~」より

2013年
910×910×45mm ×5点
910×652×45mm ×3点
アクリル絵具 キャンバス
TOKIO OUT of PLACE(東京・広尾)

*異なる2つの画面を同空間に展示する「カオスモスペインティング」を提唱するきっかけになった展覧会。
タテサイズが同じであるが故に、入れ替え可能、
そんなフレキシブルさが絵画の可能性を広げるのではないか...


5/
3-2014 OUTofplace中島麦nakajimamugi

個展「悲しき南回帰線 tristes tropiques」より

2014年
727×727×45mm ×12点
Gallery OUT of PLACE NARA

*異なる2つの要素の画面を同空間に展示する「カオスモスペインティング」を一歩進めて実践する展覧会。
同サイズであるが故に、入れ替え可能、そんなフレキシブルさが絵画の可能性を広げるということが、少なからず実感できたと思ってる。
同サイズの未展示の作品と、期間中に一部入れ替える。



スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
プロフィール

nakajima mugi

Author:nakajima mugi
美術家 中島麦のブログです。
旅の記録と日々の諸々の記憶。

カテゴリ
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR