収納考/2013.7

収納考


「収納考」


初めに断っておきます。
「収納好き」であるだけで、決して「片付け上手」ではありません。



収めて納める感じが好きなんです。
ぎゅっと詰まってるならなおいい感じです。
納戸とか、文字を見ただけでグッときます。
嘘です・・
でも、生活環境には「納戸」的存在がある事を希望します。
未来の収納の可能性を感じます。
ただし、今の家は可能性や容量を無視した状態なので、ストレスに感じる事が多々あります。


そこで、収納ということから派生する事象について検証したいと思います。
まず、第一に
「収納=安心感」
なのです。
収まってる具合が落ち着くのです。
バラバラに存在してるものをグループに分けてみる。
歴史学者や精神分析医、弁護士等はそのへんの事を得意とします。
分ける事によって、理解しやすくなります。
つまり安心なのです。
ただ、無理に分けてみたり、範疇外の事が起こるとすぐ「想定外」や、何でもかんでも「新」や「ネオ」「モドキ」「第二の・・」などという、分類項を作ってしまうので、そこはよく考えてほしいものです。
分類の方法によっては安心感を得る代わりに、他の物からの理解度合いを下げてしまう事があります。



とりあえず箱に入れます。
とりあえず箱にラベルを貼ります。

「箱に入れる事」は、私的収納の基本形です。
立体物は箱に入れるのです。
箱は外界と空間が遮断されているため、他にまぎれる事はありません。
故に、どこにあるかはわからいけど、あの箱の中だったような・・
でも「あの箱」を忘れてしまったら、どうしようもありません。
箱の多くは不透明なので、ぱっと見何が入ってるかわからないので、ラベルを付けます。
多くのラベルは、明確なタイトルを持ち、中身とラベル名が一致します。
(希望も含みます、そうありたいと)
ただ、内容物が雑然としている場合「いろいろBOX」のような抽象的な名前を付けてしまうので、そこのへんが困り者です。
(いろいろ、その他・・という便利な言葉によく騙されます)
いろいろがいろんな所に出来だすと、もうそれは収納と言わないので気をつけなくてはなりません。



とりあえずクリアファイルに入れます。
とりあえずタイトルを書きます。

2次元の物は2つ以上存在した時点で、ファイル行きです。
仕事柄もあり、やたらめっぽう紙ものが身の回りにあります。
紙は、重ねてしまうと2枚目が見えない上に、どこにあるかよくわからなくなります。
しかも、日常の中で次々と気軽に現れる物ですから「束」になると、すぐに収集がつかなくなります。
つまり、非常に落ち着きますん。
「束」つまり複数になった時点で、整理の必要があります。
一枚一枚が独立かつ、クリアに見えるのでクリアファイルが最適です。
ただし、エンボス加工がしてある物は嫌いです。
取り出しやすさ=こぼれ落ち具合
に、つながります。(当社比)
しかも、あまりクリアではありません。
クリアにニューをつけると、途端に危険な物になるので気をつけます。
入れる際、覚悟しておかないといけないのは、紙も積もると非常に重いの法則です。
引っ越しの時に一番厄介なのは、紙系の物がぎっしりの箱です。
本、写真、もちろんクリアファイル。
小さいのに密度が高く、2つ持てなかったりします。
(小さい箱なのになんで重そうに持ってるねん)
と、思われて、非力扱いされるのではと心配します。
しかし、紙同士の間には空気が少ない分、重いのです。
そのあたりは理解が必要です。
話がそれましたが、2次元だからと言って、侮るな!という事です。
収納方法を間違えると大変です。



とりあえずフォルダを作ります。
とりあえずの名前をつけます。

これはデジタル世界の事です。
上記の2つと異なり重さがありません。
データの重さはありますが、持ち運びには支障ありません。
ただ、デジタル世界の混乱した状況ほどいらつく事はありません。
なんせ、実感がないあたりが危険なのです。
安心と危険は常に隣り合わせなのです。
故に、フォルダに何でも入れます(収納します)
新規フォルダー作成コマンドをよくクリックします。
お手軽に、収納分別による安心感を得る事が出来ます。
しかし、簡単故に、安易に作成してしまい、どこに新しいデータがあるのかわからなくなります。
実態がない上に、作った責任感も薄いので、検索してもどれがなにやら・・です。
そこで、見つけた必要な物を入れる新しいフォルダを作成する・・・
要らないダブルスパイラルです。
デジタル上でも貧乏性みたいで、捨てるのに勇気がいるので、大変です。
つまり、安易に安心感を手に入れようとすると、逆に混乱を招くので気をつけなくてはなりません。



以上、代表的な収納について考えてみました。
収納状態は、自分の頭の中状態によく似ています。
考えや生活が混乱しているときは、部屋が荒れてきます。
荒れて来て、落ち着かなくなると、まず要らない物と要る物を分けます。
(掃除します)
頭が混乱してくると、落ち着く状態を作り、思考を整理します。
(まずは見えている所をなんとかする事が大切です)
何となくまとまってくると、収納(記憶の整理)です。
整理されると、少し安心します。
でも、必ずグレーなもの(分別不能)が出てくるので、それは持ち越さなければなりません。
グレーなものが増えてしまうと、どんどん巨大な暗黙の領域というモノに変わります。
組織がでかい(収納空間がでかい)と、その領域も大きくなるので、修正(収納)に手間取ります。
その手間取り具合は、よくニュースを騒がします。


おっと、話がでかくなってきて収集がつかない(収納できない)
非常に危険な状態です。
これだから、01のデジタル世界は危険なのです。
便利さと引き換えに分別できない広い広い世界を形成してしまっています。



そこで安心感を得るために収納します。
(アップします)
とりあえずこれで一時的な安心感を得る事が出来ます。




*アトリエの廊下、近影。
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美術家 中島麦のブログです。
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