「僕は毎晩、2時間旅をする」中島 麦 個展 のお知らせ

中島麦12サクラ

季節はすっかり梅雨へ・・
でも、曇り空は意外と好き。


展覧会のご案内です。

大きな画面のキャンバス作品から紙に描いたドローイングまで、
広い会場を生かして30点ほどの新作を中心に展示します。

会場は大阪の総合画材メーカー・サクラクレパスの本社にあるミュージアムです。
今年がアクリル絵具の特集ということで、特別企画展を開催して頂く事になりました。

絵の制作場所のメインが自宅から、
大阪天満にあるアトリエnm2に移ってから初のキャンバス作品中心の個展になります。
絵を描く距離が(物理的にも)以前とずいぶん変わりました。

最近、絵を描く事、作品に向う事がとても楽しく、そして幸せであると感じています。
もちろん苦しみは満載ですが・・


慌ただしく通り過ぎる毎日の中で
毎晩2時間
旅をするように絵を描こう

そんな旅の記録が、
見てくれる人の記憶に残ればうれしく思います。

どうぞご高覧下さい。
宜しくお願いします。

中島麦


以下、展覧会の詳細です。
〜〜〜〜〜〜〜

「僕は毎晩、2時間旅をする」
~アクリル絵具の色・瞬間~

本展は、美術家・中島麦の大画面のタブローからドローイングの紙作品まで約30点を展示し、新鮮な色彩感覚と大胆な構図による作品の魅力を紹介する特別企画展です

(会期)
2012年6月26日(火)~7月15日(日)
(開館時間)
10:00〜17:00
(場所)
サクラアートミュージアム

休館日/月曜日  
入館料/無料

主催/サクラアートミュージアム
協賛/(株)サクラクレパス (株)ターレンスジャパン 
   (株)アムス


サクラアートミュージアム
(詳細↓)
http://www.craypas.com/event/detail/390.php

540-8508 大阪市中央区森ノ宮中央1-6-20
TEL 06-6910-8826
JR環状線 地下鉄中央線、長堀鶴見緑地線(6番出口)
「森ノ宮」駅下車 玉造筋を南へ徒歩3分

*この展覧会に関する印刷物(フライヤー、ポスター)は
 大学時代の友人・デザイナーの柳澤 裕樹氏に制作してもらいました。


中島麦サクラ裏
(フライヤー裏面)



(展覧会に合わせた、ステートメントです/再掲)

「僕は毎晩、2時間旅をする」

車窓の景色を見ている事が好きだ。
目の前に現れては通り過ぎていき、どんどん流れていく風景。
見ているものの残像が記憶として積み重なっていく。
どんどん重なっていく記憶の澱は混ざり合いながら、僕の中に入って来る。

”通り過ぎていく一瞬の景色は、同じようで違う景色。
生きている毎日は、いつもと同じようで違う毎日。”

現在、僕はある専門学校の講師をしていて、週5日は決まった時間の中で生活をしている。
普段は仕事が終わってからの、夜の数時間が作品に向き合う時間だ。
僕にとって絵を描くことは、小さな紙にドローイングする事から始まる。
なるべく次の展開などは考えず、記憶が新鮮なうちにどんどん描いていく。それは自らの目で見たもの、体験したことを一旦身体にとり込み、そして描き出す作業。これを繰り返しながら、タブロー作品への純度を高めていく。
初めは薄く溶いた絵具で画面の中を掻き回すように、面となる部分、隙間として残す部分を探っていく。使用する画材はアクリル絵具、迷っていられる時間は油絵具に比べてとても短い。その瞬間の絵画時間を積み重ねる感覚、乾くと体積が減る絵具の色の特徴、色面の縁に定着する微かな物質感。
流れる様なスピード感を保ちつつ、何度も塗り重ねる中できあがる色面空間に、記憶の風景をとどめたい。

”絵を描く事は、はっきりしているようでとてもあいまいな世界を、
手ざわりのある距離に実体化していく作業、記憶の記録です。”

もちろん、毎日どこかへ出かけるわけではない。僕の毎晩の旅の行き先は小さなアトリエだ。
慌ただしく通りすぎる毎日の中で「旅をする気持ち」で絵を描こう。
そんな旅の記録が、見る人にとって普遍的な記憶になればうれしい。

2012年春 中島麦
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美術家 中島麦のブログです。
旅の記録と日々の諸々の記憶。

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